「インクルーシブ」幼稚園の視察へ!

秋晴れの空が青く澄み渡り、まさにブルやま日和!

ということで本日は視察Day♡

ブルやま実行委員たちは山口市陶にある西円寺幼稚園さんにぞろぞろと伺いました。

自然の中にある幼稚園。園庭に広がる芝生とアンパンマン。

ついつい童心に返るアラフィフ&アラ還(笑)

園児たちは保育室の中から出迎えてくれました。


が、先日芋ほりで収穫したというさつまいもを洗っておられる先生のところに、男の子がひとり。

お芋を洗う先生の隣で遊んでいましたが、先生方は「早く中に入って、みんなと一緒にお集まりをしないと」などと、責めることはありません。その子のペースを見守っておられました。


保育室の中では、朝のお集まりが行われていました。

年長、年中、年少。

園児全員が同じ保育室に集まっての合同保育という形。


座って先生の指示を聞いて動けている子ばかりではありません。

中には、保育室に入れない子、廊下に出たり入ったりしてうろうろしてしまう子、しゃべり出したら止まらない子、机の上に寝そべる子など、子どもたちはいろんな行動をしています。

「私たちは、そんな子どもたちを無理に椅子に座らせようとはしません。いろんな行動を取る子どもたちには、その行動を取らざるを得ない背景があるから。もちろん、子どもたちの安全確保が第一ですが、安全であるならば、その背景や行動を理解し尊重する。子どもたちの話を聴く。自ら行動変容する時期を待つ。そうすると、時間はかかるかもしれませんが、だんだん座れるようになってくるんですよ」

と、園長先生。


これこそがインクルーシブな保育 ・・・!


理想の園がここにあった!と、感動した一同なのでした。

どこの園や学校も、こんな考え方であってほしい。

そう願わずはいられません。


「こんな素敵な園、帰りたくないよ~」とダダをこねる委員長なのでした(笑)


ブルやま藤岡

ブルーライトやまぐち

癒やしや希望などを表すブルーが、自閉症のシンボルカラーとされています。 私たちブルーライトやまぐちは、発達障害があってもなくても誰もが住みやすいまちを目指して活動しています。 あなたが身に着けたあなたらしいその「青」が、理解あるまちへの一歩につながります。