ブルやまについて
私たちブルーライトやまぐち(ブルやま)は、市民に発達障害や自閉症について知るきっかけを提供し「発達障害があってもなくても誰もが住みやすいまちにしたい」という目的の下、活動しています。山口市近隣で活動する団体の有志や思いを持った個人が集まり、ブルーライトやまぐちという実行委員会を運営しています。
ブルーライトやまぐち実行委員会 所属団体
活動理念
ブルーライトやまぐちは社会課題解決のために、さまざまな団体や組織などと協働し、必要な活動を行っているNPO団体です。
ビジョン「発達障害があってもなくても誰もが住みやすいまちにする」
ミッション「山口市民に発達障害について正しく知るきっかけを届ける」
キャッチフレーズ「青い光で伝えたい 特性への理解」
主な活動
ライト・イット・アップ・ブルー(LIUB)
世界自閉症啓発デーである4月2日に、山口市のランドマークを啓発カラーのブルーでライトアップする取り組みを進めています。
発達障害啓発展示
発達障害に関する理解を深めることを目的とした展示を行っています。主に当事者や家族の声を集めた展示や、子どもの行動特性から理解を深める展示等があります。
また、山口市立図書館のご協力をいただき、関連本の展示やおすすめ本のご案内をしています。
活動歴
2017年
山口市の発達障害のある子どもの親の会「マザーズスマイル山口」が発達障害の啓発に力を入れたいという思いを持ち、何かできることをしたいという思いから始まりました。
NPO法人あっとオーディズムが行っている「LIGHT IT UP BLUE」という活動に賛同し、山口でもブルーライトアップを取り入れようと動き出したのです。
そして4月、山口サビエル記念聖堂とJR新山口駅の南北自由通路のブルーライトアップが初めて実現しました。
また、山口市商店街にある山口市市民活動支援センターさぽらんてにて展示およびバザーを行い、市民に発達障害啓発について身近に感じてもらう機会を提供しました。
山口市市民活動支援センターさぽらんてが企画した円卓会議「さぽカフェ」にて、マザーズスマイル山口と同じように「発達障害について市民に知ってもらい、誰もが住みやすいまちにしたい」という思いを持つ山口市内の4団体が思いをひとつにし「LIGHT IT UP BLUE in 山口 実行委員会」を結成。行政および団体同士の連携が実現したのです。
思いが4倍になったことで大きなうねりとなり、さらに活動が飛躍しました。
2018年
4月、山口サビエル記念聖堂、JR新山口駅のライトアップに加え、山口市商店街での啓発イベントを大々的に開催。また、山口市との連携もあり、市内の市立図書館での啓発図書展示も実現しました。
さまざまなつながりを駆使して企業や団体、個人や行政団体からの支援や協力を得て、発達障害への理解の輪がみるみるうちに広がっていったのです。
軌道に乗ってきたLIGHT IT UP BLUE in 山口実行委員会は、名称を誰もがわかりやすいように「ブルーライトやまぐち」と改称。けれど、団体の目指すところや活動目的はブレずに活動を進めていきました。
また、山口県が勧めている「あいサポート認定団体」として登録されました。
2019年
例年通り行う、山口サビエル記念聖堂、JR新山口駅のブルーライトアップ、図書館展示、市役所等での発達障害啓発展示などをまず知ってもらいたい、足を運んでもらいたいと、山口市商店街でのイベント「どうもんBLUEマルシェ」を開催。
誰でも参加できる雰囲気を作り、発達障害って意外と身近にあるものなんだということを市民に知ってもらう機会になりました。
2020年
ブルーライトやまぐちも、新型コロナウイルスの影響を受け、計画し準備してきた「どうもんBLUEマルシェ」を中止せざるを得ないというまさかの事態に陥ってしまいました。
でも、できる限りのことはしたい・・・と、ブルーライトアップと発達障害啓発展示は予定通り行うことに。
医療従事者へのブルーライトアップも始まったこの年。早く元の世界に戻ってほしいというコロナの終息も願っての活動となりました。
また、山口県が主催する「子ども・子育て応援コンソーシアム事業」の団体として参画。
子どもたちの未来が発達障害があってもなくても住みやすいまちになるようにと、県内の企業とのコラボレーションでさらに活動を広げていきました。
また、2020年2月には、山口県頑張る県民活動団体応援事業補助金をいただき「発達障害がある人のコロナ禍における困りごと」についての動画を制作いたしました。(制作協力:ワイベック様)
2021年
コロナ禍を逆手に取った「青マスクでつながろう」という企画を考案。ご寄付をいただいた方、活動にご協力くださる方に青マスクをプレゼント。手軽さもあり、マスクの輪が山口市を超え、県内各地、近隣県へも広がっていきました。
2021年の活動
2022年
県内で初めて発達障害当事者座談会を開催。当事者が行き場のない思いやモヤモヤした気持ちを分かり合える居場所となりました。
4月2日には、ADHD当事者・堀川玄太さんによる3年ぶりのウォーターアート®パフォーマンスを開催。同時に発達障害の人の不器用さを体験するコーナーを併設し、コロナ前の賑わいを少し取り戻すことができました。
2022年の活動
2023年
感染症対策が緩和されてきたので、この3年間で減ってしまった交流の場を復活させたいと「情報交換かふぇ」を開催しました。ブルーマンと青い怪獣が商店街を練り歩くゲリラパレードも盛り上がりました。また、フォトコンテストの作品で飾ったカレンダーが好評でした!